THEO Technologies 社、初となる HTTP ベースの大規模にも対応する リアルタイムビデオ API 「hesp.live」を発表

「hesp.live」は「THEOlive」へ製品名が変更となりました。

THEO Technologies 社(ジオ・テクノロジーズ、本社:ルーベン、ベルギー)は、大規模で秒以下の遅延を達成する初の HTTP ベースのリアルタイム・ビデオ・ストリーミング・インフラストラクチャとなる「hesp.live」(HESP ドットライブ)を発表しました。この技術は、業界の常識である数秒の遅延量を打ち破り、現在 HTTP ベースで最速のビデオ・ライブ・ストリーミング・ソリューションとなっています。THEO Technologies 社は、スポーツやギャンブル、オークション、ゲーム、ライブイベントなどの業界向けに、大規模なライブ・インタラクティビティを提供している High Efficiency Streaming Protocol(HESP)を活用することで実現に至りました。

 

「真の革新的な出来事は、遅延量が 1 秒以下になったということだけでなく、視聴者全体に到達するための前例のないスケーリングの性能を備えていることです。私たちは、テクノロジー・パートナーやクライアント、同業者に、動画やストリーミングの最大の課題について質問しました。その結果、大規模な低遅延ライブストリーミングが最優先事項であると判断されたのです。hesp.live は視聴者が同時に数千、または数百万人であってもスケーリングの問題なく、また超高速でコスト効率の良いストリーミング性能を持っています。」

Steven Tielemans(THEO Technologies 社、CEO)

 

THEO Technologies 社は主力製品である THEOplayer (ジオ・プレイヤー: HTML5 ベース動画プレイヤーアプリケーション)で知られており、低遅延ビデオソリューションの先駆者です。THEOplayer で LL-DASH や LL-HLS などの低遅延ストリーミングプロトコルをいち早く採用し、さらなる低遅延化と視聴者体験の質の向上を目指して HESP を発明しました。HESP は、標準的な CDN インターネットインフラ上で動作する HTTP ベースのストリーミングプロトコルです。非 HTTP ベースのストリーミングプロトコルによって大規模なインタラクティブ性を実現するには、複雑且つ高コストとなってしまいます。

 

hesp.live は、ビデオのインジェストからグローバル CDN での配信、高品質なビデオ再生、大規模なスケーリングまでの完全にパイプラインをカバーする、エンドツーエンドのクラウドベース HESP ソリューションです。hesp.live は、大規模なリアルタイムストリーミングを容易にするために設計されています。API ファーストのソリューションで、大手メディア企業の動画インフラをあらゆる開発者に提供し、開発者は自分のアプリケーションへ簡単に任意の規模のリアルタイム動画を埋め込むことができます。

 

「ライブストリーミングは今なお盛況です。スポーツくじのライブ体験、ライブオークションでのオンライン入札の時間通りの記録、会議などのバーチャルイベントの開催、ゲームなど、大規模なリアルタイムのインタラクティブ性へのニーズが高まっていると考えています。これはまさに私たちが hesp.live でターゲットとしている市場であり、どの使い道でも容易に現状打破できるようになりました。」

Steven Tielemans(THEO Technologies 社、CEO)

THEO Technologies 社について

THEO Technologies 社は、世界中のオンラインメディア企業やエンタープライズ向けて、ユニバーサルなビデオ再生技術を提供するリーディングカンパニーです。主力製品である「THEOplayer」(ジオ・プレイヤー)は、世界中の主要な有料テレビ、OTT サービスプロバイダー、放送局、パブリッシャーが利用可能なユニバーサルビデオプレイヤーです。豊富な機能を持つ SDK と幅広いビデオエコシステムの連携によって、様々なデバイスやプラットフォーム上で一貫したビデオ視聴体験を迅速に提供することができます。

低遅延ビデオ配信の牽引者として、THEO Technologies 社は業界標準の LL-HLS と LL-DASH(CMAF-CTE)の両方をサポートしています。また、High Efficiency Streaming Protocol(HESP)を開発しました。このストリーミングプロトコルにより、これまで不可能だった、低帯域を使った超低遅延ストリーム、高速ザッピング、あらゆるデバイスでの配信を実現することが可能になりました。さらに自社開発した別のソリューションでメタデータの配信も行っています。Enriched Media Streaming Solution (EMSS) は、SSAI  の実装をより簡単にし、インタラクティブなビデオストリーミングを可能にします。

日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社とは?

DPSJ (日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社)は、ビデオ・オーディオメディアにおけるストリーミング配信やファイルベース、IPベースのワークフローで、未来も活用できるソリューションを包括的にカバーし、革新的且つフレキシブル、スケーラブル、リーズナブルなプロフェッショナル向けソフトウェアとハードウェアの販売およびサポートを提供します。

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